AI情報漏洩 備えチェック

その資料、
AIに貼りましたか?

取引先から届いた1通のメールに、ある社長は答えられませんでした。社員が生成AIを使い始めた会社なら、どこでも起きうる話です。

※説明のための架空のケースです。

CHAPTER 1

月曜の朝、1通のメール

社員12名のWeb制作会社。長く付き合ってきた取引先から、こんなメールが届きました。

件名:生成AIの利用状況についてのご確認 差出人:取引先 情報システム部
いつもお世話になっております。
当社では委託先の情報管理状況を確認しております。御社では、当社からお渡しした資料を生成AIに入力していますか。あわせて、社内の利用ルールと、入力した情報の範囲を今週中にご回答ください。

社長はすぐに返信できませんでした。AIの利用ルールは、ありませんでした。誰が何を入力したのかも、わかりませんでした。

CHAPTER 2

社内に聞いて回ると

誰も悪いことをしたつもりはありません。仕事を早く終わらせようとしただけです。

それでも社長は、取引先に「問題ありません」と書くことができませんでした。

CHAPTER 3

問題はAIではなく、説明できないこと

取引先が知りたいのは、AIを使っているかどうかではありません。どこまで管理できているかです。

答えられない会社は、事故が起きていなくても、委託先として見直しの対象になることがあります。入力した情報の扱いに問題が見つかった場合は、まず社内の担当者や決められた連絡先へ共有し、利用したサービスや入力内容を確認しましょう。

必要な対応や連絡先は状況によって異なります。社内責任者など、適切な窓口に確認してください。

CHAPTER 4

全部を完璧に守る必要はありません

すべてのリスクを同じ熱量でつぶそうとすると、仕事が止まります。「起きやすさ」と「起きたときの大きさ」を分けて考えることは、対応を整理する見方の一つです。

高い  起きやすさ  低い
起きやすい × 影響小

低減

設定と社員への説明で、起きにくく小さくする。

起きやすい × 影響大

回避

そもそもやらない。入力してはいけない情報を決める。

起きにくい × 影響小

保有

受け入れると決める。気にしすぎて手を止めない。

起きにくい × 影響大

移転

1社で抱えない。契約で責任の分担を決めておく。

小さい  起きたときの影響  大きい

メールに答えられなかった社長に足りなかったのは、高いセキュリティ製品ではありませんでした。自社のリスクが、どのマスにあるかの整理です。

自社のスキマが、どのマスにあるか見てみませんか

既存のGoogleフォームで、会社の利用ルールや社内の備えを10項目で振り返ります。入力項目と結果の受け取り方は、移動先の案内をご確認ください。

項目 10所要 約2分料金 無料
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